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世界の子供に伝える会


ASSOCIATION OF ENLIGHTENING WORLD CHILDREN

世界の子供に伝える会

原爆人名録 A Mass Murderer編

1945年(昭和20年)8月6日。

世界最初の原子爆弾がヒロシマに投下され、永き惨劇の舞台の幕が開いたのであった。

この無差別大量殺戮兵器により一瞬にして市街地は潰滅に帰し、十数万の罪なき民がその尊き生命を失い、ヒロシマは地獄絵さながらの街と化したのであった。

この大いなる災いは、天災ではない。人が計画し、人が実行した。正義の名の下に・・・

実行犯たち

(左から) *509th エンブレム *テニアン島 *ノースフィールド基地 
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Organization of the 509th Composite Group 第509混成航空群 原爆投下部隊
1944年12月、米軍の第20空軍内に設立された作戦部隊で原子爆弾による戦略爆撃任務を与えられた。司令官はエノーラゲイ機長のティベッツ大佐で、彼が編成した戦略爆撃機B-29を14機指揮下にもった。Motto 標語は“Defensor Vindex- Defender Avenger ”「復讐者の守護者」

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●Group Commander 司令官 大佐
Paul Warfield Tibbets, Jr.  ポールウォー・フィールド・ティベッツ, Jr

●Deputy Group Commander 副指揮官 中佐
Lt.Col.Thomas J. Classen  トーマス・J.クラッセン
●Group Operations Officer 作戦士官 少佐
James I. Hopkins, Jr. ジェームズ一世ホプキンJr.
●Group Executive Officer 執行士官 
Gerald E. Bean ジェラルドE.ビーン中佐
●Group Adjutant 副官 大尉  
Thomas L. Karnes トーマス・L・カーネス
●第393爆撃飛行大隊指揮官 少佐
Charles W. Sweeney チャールズ・スウィーニー

(左から) *機上のティベッツ大佐 *投下ボタンを押したフィヤビー少佐  
05_Enola Gay.jpg 06_ThomasFerebee_source:Ted H. Lambert.jpg

 Enola Gay エノラ・ゲイ号
○ Special Bombing Mission No.13 82号機 原爆投下機  

 ティベッツ大佐
●Pilot and Aircraft commander 航空機指揮官のティベッツはエノーラゲイのパイロットでもあった

 ボタンを押した男
●Bombardier 爆撃手  原爆投下のボタンを押した男 少佐
Thomas Ferebee トーマス・フィヤビー   source:Ted H. Lambert
 原爆起爆装置操作者  

(左から) *エノーラゲイクルー *モリス少尉   *エノーラゲイ機
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 エノラゲイクルー
●Co-Pilot 副操縦士 大尉
Robert A. Lewis ロバート・ルイス
●Navigator ナビゲータ航法士 中尉
Theodore Van Kirk セオドア・ヴァンカーク
●Electronic Countermeasures レーダー士 中尉
Jacob Beser ヤコブ・ビーザー
●Ordinance Expert 電気回路制御・計測士 少尉
Morris R. Jeppson モリス・ジェプソン
原爆の安全解除を担当

●Radar Operator レーダー技術士  中尉
Joe S. Stiborik ジョー・スティボリック
●Flight Engineer &Gunner 航空機関士&胴下機銃手 軍曹
Wyatt E. Duzenberry ワイアット・ドゥゼンバリー
●Tail Gunner 後尾機銃手 軍曹
George R. Caron ジョージ・キャロン
●Radar Operator 無線通信士 伍長 ユダヤ教徒
Richard M. Nelson リチャード・ネルソン

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 グレート・アーティスト号
○ 89号機 観測機   The Great Artiste グレート・アーティスト号
Blast measurement instrumentation 爆発計測機器操業
●Pilot機長 Charles Donald Albury チャールズ・ドナルド・オルベリー
●Co-Pilot副操縦士 Fred Olivi
●Navigator ナビゲータ航法士 James Van Pelt
●Bombardier 爆撃手  Raymond "Kermit" Beahan
●Radar Operator レーダー技術士  Abe Spitzer
●Radar Operator レーダー技術士  Edward Buckley
●Flight Engineer 航空機関士 John D. Kuharek
●Gunner 機銃手 Ray Gallagher
●Tail Gunner 後尾機銃手 Albert Dehart
●物理学者 Luis Walter Alvarez ルイ・ウォルター・アルバレス
●物理学者 Lawrence H. Johnston ジョンストン・H・ローレンス.
●物理学者 Harold M. Agnew became  ハロルド・ アグニュー
原爆投下を捕らえた唯一の8mm映像の撮影者、プロジェクト・アルバータ

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  Necessary Evil号
○ 91号機   Necessary Evil ネセサリー・イービル号 必要悪号
Strike observation and photography 攻撃観測及び写真撮影
●Pilot機長  George W. Marquardt ジョージW.マルクヮルト大尉
●Co-Pilot副操縦士 J ames M. Anderson ジェームズM.アンダーソン中尉
●Navigator ナビゲータ航法士 Russell Gackenbach
●Bombardier 爆撃手  James W. Strudwick
●Flight Engineer 航空機関士 James R. Corliss
●Radar Operator レーダー技術士   Warren L. Coble
●Radar Operator レーダー技術士   Joseph M. DiJulio
●Tail Gunner 後尾機銃手 Melvin H. Bierman
●Scanner    Anthony D. Capua, Jr
●Camera Operator カメラ操作員 Bernard Waldman バーナードウォールドマン
カメラ操作員(観察と写真撮影飛行機) プロジェクト・アルバータ

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  Straight Flush号
○ 85号機   Straight Flush ストレート・フラッシュ号
Weather reconnaissance 広島気象観測偵察機 
Pilot機長   Claude Robert Eatherly クロードイーザリー少佐

○ 71号機   Jabit III ジャビット3世号
Weather reconnaissance 小倉気象観測偵察機 
Pilot機長 John A. Wilson ジョン・A・ウイルソン少佐
○ 83号機   Full House フルハウス号
Weather reconnaissance 長崎気象観測偵察機 
Pilot機長  Ralph R. Taylor ラルフ・R・テイラー少佐  
○ 72号機   Top Secret トップシークレット号
Strike spare 予備攻撃、硫黄島でエノラ・ゲイのバックアップ機として待機
機長 Charles F. McKnightチャールズ・F・マックナイト大尉

科学者たち

(左から) *アインシュタイン *若き日の天才 *レオシラードと打合せ 
(下段左から) *アインシュタインの手紙 *トリニティサイトマップ 

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ルーズベルト米国大統領に原爆開発の可能性を教えてしまった!
● Albert Einstein アルベルト・アインシュタイン
ユダヤ系ドイツ人の理論物理学者。”量子力学”及び”相対性理論”公式にはマンハッタン計画には参加してはいなかったが・・・

(左から) *オッペンハイマー *アインシュタインと打合せ *グルーブスとオッペンハイマー 
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原爆の父 ロスアラモス国立研究所所長 
● J. Robert Oppenheimerロバート・オッペンハイマー
原爆暫定委員会科学顧問団。物理学者。
ロスアラモスの所長としてマンハッタン計画を主導。
原爆の完成によってヒーローとなり同僚の拍手に両手を挙げて応じた男が、数ヵ月後には「私の手は血で汚れている」と震えた。
原爆の惨状が伝えられたのちは、「科学者(物理学者)は罪を知った」と語り、核兵器開発に否定的になっていき、やがて公職を追放される。
古代インドの聖典の一節を引用し「われは死神なり、世界の破壊者なり」と自らをなぞらえ、核兵器の廃絶を訴えながら、この世を去った。

(左から) *レオ・シラード *バーチ *エンリコ・フェルミ
  *(下段)ロスアラモス国立研究所職員

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原子爆弾開発のきっかけを作った人物。
● Leo Szilardレオ・シラード
シカゴ冶金研究所。ハンガリー生まれの米国ユダヤ人物理学者。最初の制御された連鎖反応炉を作った。
核兵器の使用に反対したフランクレポート提出者。

Little Boy Assembly Team原子爆弾の建設を監督
● Albert Francis Birch アルバート・フランシス・バーチ
ワシントンで生まれの地球物理学者、プロジェクトアルバータ
 
原子炉の父。シカゴ冶金研究所物理学グループリーダー
● Fermi Enricoエンリコ・フェルミ
原爆暫定委員会科学顧問団。イタリア出身シカゴ大学原子科学者・原子炉の開発者。
☆1938年のノーベル物理学賞受賞者。

(左から) *エドワード・テラー *ベーテ *ラムゼー *ファインマン *サーバー 
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水爆の父
● Edward Tellerエドワード・テラー
ハンガリー生まれアメリカに亡命したユダヤ人核物理学者。ロスアラモス理論物理学部門所属。
1952年に核兵器の研究開発を目的として設立されたローレンス・リバモア国立研究所は彼の提案であった。

ロスアラモス初代理論部長
● Division Leader Hans Albrecht Betheハンス・ベーテ
  シュトラスブルク(当時独の一部、現在仏のストラスブール)出身の物理学者。
  戦後は一貫して核軍縮を支持し、97年には、、「米国はいかなる種類の大量破壊兵器の開発からも手を引くと宣言する時だ」と大統領に書簡を出し訴えた。
  ☆1967年、星の内部におけるエネルギー生成に関する発見でノーベル物理学賞。

Asst. Chief - Los Alamos Team  ロスアラモスチーム.副チーフ
● Norman Foster Ramsey ノーマン・ラムゼー
ワシントンD.C.生まれのアメリカ人物理学者。 
☆1989年ラムゼー共鳴法の開発ノーベル物理学賞

拡散問題リーダー  
● Diffusion Problems Richard Phillips Feynman リチャード・P・ファインマン
ロス・アラモス研究所理論グループ。 
☆1965年量子電磁力学の分野でノーベル物理学賞

理論物理のグループリーダー
● Robert Serber ロバート・サーバー
ロス・アラモス研究所理論物理のグループリーダー。

(左から) *Rウィルソン *Aコンプトン *シーボーグ *Eローレンス *ジョン・ノイマン
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サイクロトン・グループリーダー 
●Robert Rathbun Wilsonロバート・ラスバン・ウィルソン 物理学者。フェルミ国立加速器研究を企画・建設し所初代所長を務めた。
シカゴプロジェクト・冶金研究所責任者
● Arthur Holly Comptonアーサー・H・コンプトン
原爆暫定委員会科学顧問団。実験物理学者・全米科学アカデミー委員会委員長。
free electron自由電子によって散乱されたX線の波長が長くなっていることを実験によって発見した(コンプトン効果)。
☆1929年光の粒子性を証明するコンプトン効果の発見でノーベル物理学賞。

シカゴ冶金研究所情報部門リーダー 
● Eugene I. Rabinowitchユージン・ラビノウィッチ
ロシア出身ユダヤ人の化学・生物物理学者。迫害を逃れ独に移住し、ゲッティンゲン大学のジェイムズ・フランクに師事するがユダヤ人公職追放により英国を経て渡米。
雑誌『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists) の編集主幹。
フランク・レポートの実質的な起草者。

シカゴ冶金研究所化学部門リーダー
● Glenn Theodore Seaborgグレン・セオドア・シーボーグ
化学者 、物理学者。公式には計画に参加しなかったが、彼の発明がこの計画の中でプルトニウムが重要であるとの方向に導いた。加速器を用いて多くの新元素を発見。
核兵器の使用に反対したフランクレポート提出者。
☆1951年超ウラン元素の合成でノーベル化学賞。

Acting Division Leaderシカゴ冶金研究所冶金分割リーダー
● Joseph Kennedyジョセフ・ケネディ

Metallurgy Group, Leaderシカゴ冶金研究所冶金学リーダー
● Cyril Stanley Smithシリル・スタンレー・スミス

● Ernest Orlando Lawrenceアーネスト・O・ローレンス
原爆暫定委員会科学顧問団。
物理学者。マンハッタン計画に参加し、質量分析法によるウラン235の工業的分離に成功。
カリフォルニア大学バークレー校ラディエーション・ラボラトリー所長。
☆1939年にサイクロトロンを用いた多くの人工放射性元素の発見でノーベル物理学賞。

● ジョージ・キスチャコフスキー
爆発物専門化学者、
爆薬部門の責任者で爆縮レンズを完成させた。

コンピュータの父 
● John von Neumann ジョン・フォン・ノイマン
ハンガリー出身数学・物理学・工学・経済学・計算機科学・気象学・心理学・政治学に影響を与えた20世紀科学史における最重要人物。
プルトニウム型原子爆弾の爆縮レンズの開発を担当。
圧倒的な計算力と、極めて広い活躍領域から、「悪魔の頭脳」とも評された。

● Antoine Henri Becquerel アンリ・ベクレル
フランスの物理学者。
☆放射線の発見者でノーベル物理学賞

(左から) *ウェインバーグとウィグナー *Pモリソン *Eマクミラン *Eセグレ *Hユーリー
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オークリッジ国立研究所物理学部局長 
● Alvin M. WeinbergアルヴィンM・ウェインバーグ
核物理学者。1943年にマンハッタン計画の一部として建設されたオークリッジ国立研究所での目標は、核兵器に使用するためのウランとプルトニウムの分離精製であった。

Eugene Paul Wignerユージン・ウィグナー
ユダヤ系ハンガリー出身物理学者。シカゴ冶金研究所。
☆1963年原子核および素粒子に関する理論への貢献でノーベル物理学賞。

トリニティ実験グループリーダー
● Philip Morrison フィリップ・モリソン
物理学者。最初の爆発実験(Trinity test)の、グループ・リーダー。

● Edwin Mattison McMillan エドウィン・マクミラン
化学者・物理学者、バークレー放射研究所職員。
☆超ウラン元素の発見ノーベル化学賞

● Emilio Gino Segrè エミリオ・セグレ
イタリア生まれ、物理学者。
☆反陽子の発見に対してノーベル物理学賞

● Harold Clayton Urey ハロルド・ユーリー
化学者、シカゴ冶金研究所。    
☆1934重水素発見の功績によってノーベル化学賞

(左から) *Jフランク *Jチャドウィック *マーク・オリファント *ニール・ボア
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●  Norman Hilberryノーマン・ヒルベリー
物理学者、シカゴ冶金研究所。

● James Franckジェイムズ・フランク
ユダヤ系独人の物理学者、シカゴ冶金研究所。 
☆1925年原子と電子の衝突に関する研究でノーベル物理学賞
1945年6月にグレン・シーボーグ、レオ・シラードらと核兵器の使用に反対するフランクレポートを発表した。

● James Chadwickジェームズ・チャドウィック
英国の物理学者。
☆1935中性子の発見者でノーベル物理学賞

● Marcus Laurence Elwin Oliphantマーク・オリファント
オーストラリア出身物理学者、ヘリウム3、3重水素を発見し、重水素の核融合を発見。

● Niels Henrik David Bohrニールス ・ボーア
ユダヤ系デンマーク理論物理学者。原子核分裂の予想は、原子爆弾開発への重要な理論根拠にされた。
☆1922年量子力学の確立でノーベル物理学賞。

(左から) *Oチェンバレン *キューリー夫妻 *Rグラウバー *スタニスワフ・ウラム
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● Luis Walter Alvarezルイ・アルヴァレ
爆縮レンズに使用する起爆電橋線型雷管を開発した。
観測機B-29グレート・アーティストに搭乗し、8月6日ヒロシマ、8月9日のナガサキへの原子爆弾投下を目撃した。
☆1968年にノーベル物理学賞受賞。

●  Owen Chamberlain オーウェン・チェンバレン
アメリカの物理学者
☆1959年ノーベル物理学賞。陽子散乱実験の結果、反陽子を発見した。

● キュリー夫人で名高い!
Pierre&Marie Skłodowska Curie マリーとピエールキュリー
ポーランド出身の物理学者・科学者。
☆1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞。

● Roy Jay Glauber ロイ・ジェイ・グラウバー
物理学者。
☆2005年光学コヒーレンスの量子論への貢献でノーベル物理学賞。

● Stanisław Marcin Ulam スタニスワフ・マルチン・ウラム
ポーランド出身ユダヤ人数学者
核爆発を宇宙ロケットの推進力に利用しようとする「オリオン計画」も彼の発案。

(左から) *ウィリアム・ペニー *Kフックス *リーゼ・マイトナー *デビット・ボーム 
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● William George Penney ウィリアムG.ペニー
物理学者、マンハッタン計画への英国代表派遣団 。英国初の原爆計画のレポート製作者。

● Klaus Emil Julius Fuchs クラウス・エミール・ジュリアス・フックス
理論物理学者。ソ連のスパイ 原爆製造に不可欠な臨界計算に多大な貢献。

● Meitner Liseリーゼ・マイトナー
オーストリアユダヤ系物理学者。核分裂の発見者。

● David Joseph Bohmデビッド・ジョセフ・ボーム
理論物理学、哲学、神経心理学者。マンハッタン計画に大きな影響を及ぼしたが米国を追われた。

(左から) *ブルーノ・ロッシ *Jロートブラット *Mウィルキンス *呉健雄 
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● Bruno Benedetto Rossiブルーノ・ロッシ
イタリア生まれの宇宙物理学者。太陽以外の天体からのX線を初めて発見した。X線天文学、宇宙プラズマ物理学のパイオニア。

● Felix Bloch フェリックス・ブロッホ
ユダヤ系スイス出身の物理学者。ロスアラモス国立研究所で原子力エネルギーの研究を行う。
☆1952年核磁気の精密な測定でノーベル物理学賞。

● Joseph Rotblatジョセフ・ロートブラット
  ポーランド出身の英国人物理学者
  ☆1995年にパグウォッシュ会議と共に核兵器削減に対する貢献でノーベル平和賞

● George A. Cowanジョージ・コーワン
物理化学者。マンハッタン計画の初期の研究 核分裂のフィールドの放射性元素の化学作用の専門家。

● John Archibald Wheelerジョン・アーチボルト・ホイーラー
物理学者。アインシュタインの共同研究者 「核分裂メカニズム」により、水爆計画推進に貢献。

● Maurice Hugh Frederick Wilkinsモーリス・ウィルキンス
ニュージーランド出身英国人の物理学者。X線構造回折の分野で多くの業績を残した。
☆1962年ノーベル生理学・医学賞。

● Paul Hugh Emmettポール・ヒュー・エメット
化学工学者。ウラン238からウラン235の分離技術の開発に関与。

● Richard Wesley Hammingリチャード・ハミング
数学者、情報工学者。ハミング符号の考案で知られる。

● Rudolf Ernst Peierlsルドルフ・エルンスト・パイエルス
独生まれの英国人物理学者。一次元電子-格子系が、構造不安定性を持つことを指摘。

● Subramanyan Chandrasekharスブラマニアン・チャンドラセカール
インド生まれ物理学者。
☆1930年に星の構造と進化でノーベル物理学賞。

● Chien-Shiung Wu 呉健雄
中国系アメリカ人物理学者。専門は放射線物理学・ウラン燃料の濃縮手法の研究を行った。
ニックネームは物理学界の「ファーストレディ」「ウー夫人」。


司令官たち

(左から)  *グローヴス司令官  *マンハッタン計画電磁工場 * 
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マンハッタン計画責任者
● Leslie Richard Grovesレズリー・リチャード・グローヴス
オッペンハイマーのボス。
准将。 陸軍マンハッタン工兵管区司令官

(左から)  *旧陸軍省ロゴ  *マーシャル元帥  *アーノルド元帥   *ハンディ中将  
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陸軍参謀総長    
● George Catlett Marshall ジョージ・マーシャル
  陸軍元帥。
☆1953年ノーベル平和賞受賞

陸軍航空隊軍司令官   
● enry Harley Arnold ヘンリー・ハーレー・アーノルド
陸軍元帥及び空軍元帥。“ハップ” (Hap) の愛称で知られる。

陸軍参謀総長代行   
● Thomas Troy Handy トーマス・T・ハンディ
陸軍中将。

(左から)  *スパーツ大将  *ヴァンデンバーグ大将  *アーネスト元帥  *ニミッツ元帥 
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陸軍太平洋戦略航空軍司令官
● Carl Andrew Spaatz カール・アンドリュー・スパーツ
大将。

● 陸軍航空軍参謀局副局長   
● Hoyt Sanford Vandenberg ホイト・ヴァンデンバーグ
大将。第2代アメリカ空軍参謀総長でCIA長官も勤めた。

軍事政策委員会委員   
● Wilhelm D. Styer ウルへルム・D・スタイヤー
陸軍少将<。br />
軍事政策委員会委員   
● ウイリアム・R・パーネル
海軍准将。

(左から)  *米国海軍軍艦旗  *米国海軍旗  *重巡洋艦インディアナポリス
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海軍作戦部長   
● ing,Ernest Joseph キング,アーネスト・J
元帥。衆国艦隊司令長官と作戦部長の兼務した最初の提督。
太平洋艦隊司令長官   
● Chester William Nimitz チェスター・ニミッツ
元帥。日本の降伏は時間の問題として原子爆弾の投下に反対。

インディアナポリス艦長
● Charles Butler McVay III チャールズ・B・マクベイ3世
重巡洋艦(USS Indianapolis, CA-35)は、広島、長崎へ投下予定の原子爆弾用の部品と核材料をテニアン島へ運ぶ任務をl遂行した。
後、日本海軍の潜水艦により撃沈された。

(左から)  *ルメイ少将     
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U.S. Army Air Forces The Twentieth Air Force 第二十航空軍司令官
対日焦土化作戦の立案者!

● Curtis Emerson LeMay カーチス・エマーソン・ルメイ
少将。東京大空襲を初め無差別大量殺戮爆撃を繰り返し日本の焦土作戦を指揮した。
大戦後空軍参謀総長になった。
1964年日本国から「勲一等旭日大綬章」を授与された。

(左から)  *ルメイ少将  *パーソンズ大佐   *アッシュワース中佐 07_Captain_parsons.jpg amylogo.JPG
Project Alberta Officer in Chargeプロジェクトアルバータ広島投下責任者
● William Sterling Parsons ウィリアムS.パーソンズ
Weaponeer and bomb commander 広島原爆起爆装置操作
海軍大佐。ロスアラモスチーム兵器製作者

Project Alberta Operations Officerプロジェクトアルバータ長崎投下責任者    
● Frederick Lincoln Ashworth フレデリック L.アッシュワース
海軍中佐。ロスアラモスで、原子爆弾の起爆装置操作についての訓練を受けB-29「ボックス・カー」に搭乗し長崎に原爆を投下


政治家たち

(左から) *トルーマン *投下命令書 *ルーズベルト 
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原爆投下命令最高責任者!
● Harry S. Truman ハリー・S・トルーマン
第33代米国大統領。
日本への原子爆弾投下については、彼が投下書類(投下命令書)を承認した。

「マンハッタン計画」命令者!
● Franklin Delano Rooseveltフランクリン・デラノ・ルーズベルト
第32代米国大統領。
1939年に原子爆弾の開発計画であるマンハッタン計画を推進した。

(左から) *ヘンリー・スティムソン *ジェームズ・バーン *ヘンリー・ウォレス 
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原爆使用実質決定者
● Henry Lewis Stimsonヘンリー・ルイス・スティムソン 陸軍長官。マンハッタン計画の最高監督官を務め、広島と長崎への原爆使用を決定した。
● James F. Byrnes ジェームズ・F・バーン
国務長官。大統領全権代表でもある。

● Henry Agard Wallaceヘンリー・アガード・ウォレス
第33代米国副大統領。ルーズヴェルト大統領の商務長官(1945年から47年)。

(左から) *ジェームズ・コナント *ウイリアム・クレイトン *ラルフ・バード 
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「マンハッタン計画」の中心人物
● James Bryant Conantジェームズ・B・コナント
国家防衛研究委員会委員長。
科学者・ハーバード総長。

● William Lockhart Clayton ウイリアム・L・クレイトン
国務長官補佐官。経済担当国務次官補。
ポツダム会議の際には米国経済代表団議長として参加。

● George L. Harrisonジョージ・ハリソン
陸軍長官特別顧問。ニューヨーク生命保険会社社長。

● Ralph Austin Bardラルフ・オースティン・バード
海軍次官。原爆を使用するのであれば、事前に日本に警告すべきだと主張した。

(左から) *バネーバー・ブッシュ *カール・コンプトン *エドガー・サンジエー 
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● Harvey Hollister Bundy ハーベイ・ホリスター・バンディ
陸軍長官特別補佐官。法律家。
ケネディ政権時有名なマクジョージ・バンディの父でもある。

● Vannevar Bush バネーバー・ブッシュ
科学技術研究開発局長。NDRC委員長。
アメリカの技術者及び科学分野における管理統括者・カーネギー協会理事長。

● Karl T. Compton カール・T・コンプトン
科学技術研究開発局現業活動事務所長。
MIT マサチューセッツ工科大学学長。

● Edgar Sengier エドガー・サンジエー
Union Minière du Haut Katanga (ユニオン・ミニエール・デュ・オート・カタンガ)
コンゴのウラン鉱山経営会社。
マンハッタン計画のために必要なウランの多くを集めた。


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